想 い・言 葉・手 紙
と う ぎ 建 設 四季自然建築アトリエ
住みはじめて早1ヶ月半がたちました。
家はとても快適で、住むうちにしみじみといい家だなぁ。。。と感じる毎日です。
何がいいかって。。。
・なんだか気持ちがいい。
理由はよくわからないのですが、光とか、空気とか、外とつながっているのに
家に守られている感じとか、、、五感に感じるのです。
・デザインがよい。
しゃれているのだけれど、いきすぎていなく、當木さんっぽい家なのに
それ以上に自分たちの家っぽい。シンプルだけど、楽しい。
・間取りがよい。
オーダーメイドですもの。自分たちの希望をいれつつ、プロの作成した間取り。
使いやすいです。
よかったなぁ。。と思う毎日です。
(桜山の家のお施主さんからのお手紙より)
もくじ
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始めに
このお客様の声は、大部分が当社で家を建てた施主様自身のお話やお手紙で構成されています。
特に加筆修正はしていません。全て施主様の率直な思いです。
施主様方は、皆家づくりを楽しんでおられます。
ある時は感動し、ある時は悩み、家というとても大きなものを造ってきたのです。
こういった感想が自然と表れるのはしごく当然と考えます。
もちろん、まとまったお話、文章にする事はエネルギーが必要なのでとても感謝しております。
私達も感動します。
お話、お手紙を頂いていない方々も当社で建てて頂いた施主様は、
同じような「気持ち」でおられるのは間違いありません。
巷には、建て終わってもこういった「気持ち」のわいてこない家
づくりが氾濫しています。なぜなのでしょう。
家は商品ではない。
家は作品ではない。
家は買うもの・売るものではなく、施主が造るものである。
我々は、施主のサポートをする。
家は施主のために造るのであって、設計者のエゴであってはいけない。
そして、その家の為に徹底的に時間をさく。
少なくとも、上記のような気持ちで仕事に向き合ってきたのです。
施主様の明るい笑顔や、感謝の言葉は、私達への何よりものご褒美であり、励みです。
施主様のお話・お手紙からこんな考え方の建築・設計者もいるという事がお伝えできればと思います。
01. S様 オープンハウスでのお話
お施主さんご主人様のお話
家を建てようと思った経緯について。
私は一昨年の12月に初めて當木さんの所へお邪魔しまして、それからオープンハウスを2回ほど見せて戴きました。
家を建てる際も参加して戴きましたので、この話を當木さんから伺った際に断れないな、という事でお受けした次第です。
結果的に私も家を建てる事になったのですが、なにか強い意志があって建てた訳ではなく、
きっかけは会社の社宅手当てがあと2年で切れるという事でした。
ではその2年をかけて家を買おう、という事で話しはじめたんです。
当初私はマンション派だったんですが、逆に妻は一戸建て派でした。結果的に何故一戸建てになったのかというと、
当時住んでいたマンションの隣人が我が家の子供の騒音を気にして
壁を叩くという事があったんです。何千万もの買い物をしてそんな事が
あるのだったら一戸建ての方がいいのではと思いまして。
そう決めてからはすぐに土地探しを始めました。私どもが考えたのが、
まず場所を決めてその中で自分達の金額に合う所を選ぶ、というやり方です。
条件としては私の通勤の関係で駅から歩ける所を、というのは
譲れない部分だったんですが、多少予算オーバーではあったものの
条件に合う場所があり、結果的に土地探しはあまり難航せず終わりました。
ただそこからが慌しく、土地と建物で銀行からお金を借りなければ
ならなかったのですが、銀行の条件というのが土地の契約から9ヶ月で
家まで全部完成させるという事だったんです。後々に工費が2ヶ月ほど
きちんと動いていれば伸びるという事が分かったんですが、
それに間に合うようにするにはと、次に建てる所を探し始めました。
当初は當木建設さんの事を全く知らず、正直私は大手ハウスメーカーで
いいかと2社の展示場へ行き話を進めていたんです。
あとは私の仕事柄、構造設計をしている身としては図面や間取りを書き、
向こうが色々言ったら『こうすればいい』と言えばいいかな位に思って
いたんです。ハウスメーカーの展示場に行って話してもどうも腑に落ちない
部分はありましたが、私以上に引っかかっていたのが妻の方でした。
それならば候補を増やすのでもう1軒どこか好きな所を見つけてきて
いいよと言ったら雑誌を買って来て當木さんの所ともう1軒、
地元の工務店さんの所を見つけてきて来たんです。
では両方と話してハウスメーカー2社にどちらか一方を加えて3つから
選べばいいのでは、という話をしたんですが、ハウスメーカー2社と
2、3回間取りを作ってもらって話したものの、しっくり来ない感が
抜けきらずにいたんです。
最後に當木さんと話すなかでオープンハウスに行ったりして最終的に
當木さんの所でお願いする事になるんですが、打ち合わせをしてる上で
大きな安心感がありました。
當木さんにお願いするきっかけになったのも決めた理由も正直私じゃなく
妻なんです。ただ打合せをしていく中で大きな安心感を持ちながら、
ハウスメーカーでしっくり来なかった気持ちは今回はなく。言いたい事を
言ってやりたい事をやれたので、こういう形にまとまって良かったと思います。
ひとつだけ、自分で決めた後ではあったものの、若干すっきりしていな
かった所もありました。それは當木さんだけが最初に間取りを書いてくれなかった、
という事なんです。ハウスメーカーではこういう案でどうですかと、ぱっと
図面が出てきて評価出来たのですが、當木さんの場合は何度も打合せを
重ねて話をしていく中でイメージを膨らませてくれていたのか、ある
タイミングまで一切図面というものはありませんでした。
けれど方向性が見えてからは既にお互い長い事コミュニケーションを
とっていたので形になっていく過程は早かったと思います。
あと私が當木さんの所がいいと決めたのは自分が構造設計をしている身なので、
家に関して仔細を妻に説明をするのが面倒だったんです。ですがその部分を
當木さんが丁寧に説明してくれるから、という理由もありました。
家を建てた経緯や當木さんの所にお願いする事になった経緯など、
私からはそんな所でしょうか。
奥様のお話
家作りっていうのは多分、家から考える人と土地から考える人とが
居ると思いますが、うちは土地から入ったのでどのような家にしたいか、
という想像が主人にはあったようですが私にはなく、ただ感覚的な所――
光がたくさん入ってくればいいな、エアコンがなければ住めない家は嫌、
夏は涼しくて快適な家がいい――そんな漠然とした考えしかなかったん
ですが、どうしてもハウスメーカーさんがしっくり来なくて。
であれば建築家と組むというのも考えたのですけど、やはりコストの面から
難しい上に建築家さんだと家ではなく作品になってしまうケースもあり、
その部分でもまた違和感が拭えませんでした。
暮らしていくという事を考えている内に、自分が住んで馴染んでいくような
お家がいいなという考えが固まってきたので地元で評判の工務店が建てた家
……のような雑誌を手に取って自分に近い所からぱらぱら見ていくうちに
當木さんのページにたどり着いて。紹介されていた写真というのが、
大きく光が入った緑の見えるお家だったんですが、自然エネルギーを
出来るだけ活用してやっている、という部分に魅かれました。
雑誌を読み飛び込みで電話をしたんですが、凄く商売っけがなかったん
ですね。実際にお会いしたら、担保を使ったりあれやこれを付けましょう
なんて言われるかとも思ったのですが、そういったものやお仕着せのエコ
というものも無く、予算や考え方に合わせてとてもバランス良くまとめあげて
頂いたと思っています。
その後オープンハウスにお邪魔して、皆さん何年も住まわれているのに
とても綺麗に家を維持されていて當木さんや会社のスタッフの皆さんと
家族のように仲が良くて。その部分にも安心してお願いした次第です。
02. 桜山のY様 オープンハウスでのお話

Y様ご夫婦
お施主さんご主人様のお話
まず家を建てようと思った経緯をお話しようと思います。
私たち夫婦が家を探し始めましたのが2年くらい前で東京に住んでいますので、東京でマンションや分譲を
廻りました。
やっぱり金額的にどうしても高い、4000万、5000万して、マンションでローン計算してこんなものかな?
厳しいなあと思っていましたところ、嫁のお父さんがここの駐車場の土地を提供していただけるというお話
があって遠くなるんですけど、環境もいい所という事で、建ててしまおうと決めたんです。
工務店とか、モデルハウスとか見た中で、當木さんに決めさせていただいたきっかけは、家を建てる事に検
討しだした時に買った「デザイン住宅」という雑誌でした。(一緒に写っていた)BC工房の家具もいいなと
思いました。
神奈川県にあって近いということもありまして、まず、嫁が電話しました。そして「家は買うものではなく、
造るものですよ」と、最初に當木さんから言葉を頂いたんです。

表紙に栗木の家が掲載された
他の工務店さんとかは、大体一回打ち合わせをしてすぐ間取りとか見積とか出てくるが、當木さんはな
かなか見積が出てこない、なかなか話が前に進まない、何かを考えさせながら一緒に家づくりをすると
いうところで、二人で當木さんにお願いしようかという事で話を持っていきました。長沢の家のオープ
ンハウスを見させて頂いて、雰囲気、當木さんの人柄、ものの進め方含めてやっぱりそうだなという事
でお願いしようと決めました。
そういう風に當木さんに決めたのが、おととしの10月か11月位、それからちょうど1年位で今日の
日を迎える事が出来ました。
うちの特徴は、真南がすぐ崖なので日当たりがいい所に水廻りを持ってきて、開放感があるようにでき
たのと、玄関入ってちょっと広めの土間スペースが非常にゆったりできるスペースがよかったと思いま
す。お菓子趣味室は、嫁がもともとお菓子学校に通って、ちょっとパティシエなのでいろいろ作れる部
屋になっています。それから(2階和室の)襖を(買ってきた)和紙でやったのが良かったのではない
かと、気にいっているところです。
當木さんの建てられる家というのは、風通し・片流しの屋根と外断熱・珪藻土が特徴です。自分たちが
選んできたものは、玄関を洗い出しにしたこと。タイルとかいろいろありますが左官屋さんに洗い出し
をしていただいて、これは結構良かったと思っています。キッチンは、TOYOキッチン、その横の棚、
玄関の下駄箱等は大工さんに作っていただきました。無垢板は木場の鴨川商店で切って乾燥してあるだ
けの板を買ってきまして、やすりを自分でかけたものを神棚や玄関のところに使いました。

造付の本棚のある玄関土間
しかしこれはプロにまかせたほうがよかったかなと思っています。難しいです。自分で趣味室の珪藻土
を計3日間位朝から晩までかけてやりましたが。嫁がパティシエなのでちょっと良い出来になっている
気がします。家を建てるという事は、たぶんこれが最後だと思うので本当に一生に一度の買い物、それ
を一個一個
決めながら、當木さんやスタッフさんとかの人柄もありますし、個性はない気がしますがそ
れなりにいい家が出来たかなと良かったなと思っています。
お施主さん奥様のお話
今日は、雪の中ありがとうございます。当木建設さんにした理由は、「家は買うものではなくて、造る
ものですよ。」という一言が、雑誌をみて電話した最初の言葉だった。それで、これは、話を聞いてみ
ようということで伺って、長沢の家のオープンハウスで中に入った時になんかよくわからないんですが、
気持ちが良かった。あっ!これはいいね。という事で決めました。
當木さんの所で家を建てるには、打合せがずーとあって、家を建て始めたのは去年の7月の終わりくらい
で、8月に上棟をしました。
上棟の時も見に来て大工さんと話をしたり、家を造るプロセスが全部見れてよかったです。
家の内側の柱にはこんなに太い柱を使っているとか、父は見えなくなる梁に落書きをしたりしていろいろ
参加できてよかったなと思います。
そして、考えるプロセスをたくさん与えてくれる。間取りにしても、自分たちで考えて分からない事を相
談するとよりうまく納まる方法を提案してくれる。
キッチンをどこにおくかは、非常に悩んだのですが、2Fをリビングにしませんかといわれてそうしました。
當木さんは、西側には窓を設けないのですが何といっても、桜並木なので是非開けた方がいいだろうという
ことで開けました。すごく良かったです。
まだ外構とかいろいろありますが、少しずつ自分たちのいいように考えてやっていきたいです。家だけこん
なにきっちりしたものができていれば後はゆっくり楽しんで造り上げていけばいいかなと、思っています。
本当に気持ちの良い家ができて良かったと思います。ありがとうございます。
(2007年1月竣工)

桜山の家 外観
03.荏田の家K様 オープンハウスでのお話

荏田の家で施主様と大工さん
お施主さんご主人のお話
この家のコンセプトと経過をお話させていただきます。
私は構造とかに関心があったので、そちらのほうをお話させていただきます。
感性のほうは、妻がお話させていただきます。家族は夫婦と男の子2人大学生と高校生がいます。私の
趣味は、日曜大工です。
あと2匹の猫がいます。明日6人が(猫も家族ということで)引っ越してまいります。
今日、ちょうどテーブルが間に合って入ったところです。まず當木さんと我々との出会いは、この土地
は2年ほど前に分譲がありまして、当たらないと思っていました。当たったら家を建てたいなと思って
いましたところ、当たりまして家を建てる事になりました。皆さん、ご経験があると思いますがハウス
メーカーとか色々回りました。
その中でこだわったのは、ここの敷地の状況はご覧のように西に緑があって最大の特徴として、観なが
ら生活したいということをコンセプトにして。夏の西日は暑くて大変だと分かりながらも、西側に開い
た家ということでそれを基本コンセプトにしました。いい家が欲しいというかなり有名な本にも出会い
まして、外断熱とかいろいろ勉強したりしました。
あたったハウスメーカーみんな外断熱系のメーカーで半年位の間にかなり回りました。が残念ながら私
どもの思いとは一致しなくてどうしようか話が進まない中で當木さんとの出会いがありました。
2005年2月5日始めて事務所で當木さんにお会しました。
ネットで妻が外断熱とかソーラーサーキットとかの言葉をキーワードにしてさがしました。彼女の感性
にあう家造りをしてくれる方をさがしていた中で當木さんとフィーリングが合ったようで、ネットを通
じての出会いでした。それで當木さんとお会いしまして、早速私達の要望書を提出しまして、その後1
ヶ月位後に伊勢原の家を見せてもらいました。そこに行って、當木さんの造る家ってこういう感じの家
なのだとしみじみ感じまして、これと我々のイメージを重ねて是非家をつくりたいなというとでお願いする
事になりました。

緑地を望む西側外観
大まかなスケジュールは昨年の11月末に確認申請・今年の1月に基礎着工・3月3日に上棟6月中旬
には大工さんの工事が終わってその後、内装とか電気をやって今日に至っています。
當木さんの家のイメージを簡単に私なりに言えば、内装が天井が杉板で壁は白い珪藻土、外装は窓のレイア
ウトも含めてパッシブソーラー的な自然のめぐみ、太陽のめぐみを取り入れるという中で、環境と共生
するというそんなイメージではないでしょうか。
そして、美的感覚は、私はあまり理解出来ないですが、シンプルな中に完成された美しさを常に追い求
めたいということで、私にはついていけないのですが、妻と當木さんの間では話がつきないようです。
窓ガラスについて、私の仕事がら関わっていますので、これだけ開口部を広げた家で西日をどうやって
シャットアウトするか考えました。外も見たいという事で窓と同時に電動シャッターの羽をかえること
で西日をカットすることを採用しました。
あとの窓はLOW-Eガラスという金属コーティングをして熱を反射するタイプのものを、中に使うか外に
使うか、断熱優先化か遮熱を優先化という結果出しなのですが・そういうガラスを使いました。
ただ失敗は、この南の窓は、南なので西日は入らないと思っていましたが、かなり西日が入ってガラス
だけでは、どうしようもないかなという所がちょっとまずかったかなと思っています。
あとこだわったのは、外断熱高気密ということで、数字的には機密性の高い家を造っていただいたと思
っています。
私は、日曜大工が趣味で、この家でもできるだけ自分のあとを残したいと思いまして、珪藻土を2つの
部屋を自分で塗りました。
12月にちょっと練習に行きまして、半年位経ってからうろ覚えの中やりまして、2階の洋室は自分の
部屋の予定なのでそれをまず練習で塗ってみました。そしましたらやっぱりひどい状態になりましたが、
自分では子供時代の粘土遊びの感じで楽しみながらやりました。
こちらの奥の洋室は、一日やってこれならいけるなと自信が付いたところで1日で一気に仕上げました。
2部屋やっていますが、あとにやった方はこれ位ならいいかなと自分でも満足しています。
始めにやったほうは、始めにやった部分と最後にやった部分が混じっていまして、どこが始めで、どこが
最後か、もしお気づきになれば言っていただければ・・・・天井もやっています。
天井は、簡単だと書いてあったのですが、首が痛くていまにも転落しそうな中でやりまして大変でした。
そういう感じで珪藻土にトライしました。延べ4日間かけて二人で塗りました。
あとそこの(和室の)テーブルは、脚だけは、私がつけてこれから、塗装をやろうと思っています。自分
の手がかかったものも、若干當木さんの美的、全体のバランスを崩すような形でいくつか痕跡を残させて
いただきました。
これで、私のお話を終わりにさせていただきます。

リビングより和室を見る
奥様のお話
當木さんとの出会いということで、先程主人からさらっと話がありましたが。ネットで當木さんのサイ
トを始めて見た時に、サイトとしてはチョット「う?ん」という感じでした。
その中で、外断熱の家は快適でとてもいいんですが、外観が非常に悪い、これはもったいないことなの
で何とかしたいという事が書かれてあった。
私はその一言に非常にひかれてしまいました。いままでいろいろなハウスメーカーを見ましたが、どれも
ありきたりの設計と外観だったので、どうしてもそれを自分のついの住処にするのはちょっといやだと思
っていました。
快適に暮らすだけではなくやっぱり外側も大事じゃないかと思っていましたのでその一言にひかれてしま
いまして自分の中ではお会いする前から決めていました。いろいろ調べるわりには、感で決めてしまう人
間なので、そういってお会いした経緯があります。何回か打ち合わせをして、いままでのハウスメーカー
との話は、工期とか納期とかの話ばかりで楽しくなかった。
でも、當木さんとの話は家造りって楽しいのもなんだなとわかりました。
うちは家造りを急いでいなっかたので、2年前に土地を購入して1年前に當木さんにお会いして、あと1年
もすれば建つかなという感じで「急いでいません」という感じで、お願いしました。當木さんも「急いでい
ないなら」というとことでしたので。最初にどんな家を建てたいのですかと宿題を出されて、という感じで
始まりました。
私は玄関アプローチがきれいな家がほしかったので、庭や木とか植えて将来やっていきたいので、そこがき
れいにお迎えできる家にしたかったです。もうひとつは自然素材を内側にたくさん使って経年風化がきれい
な家がほしい。
もうひとつは、家庭の中の女性は、一般的には個室を持たないと思いますが、私はどうしても自分の場所が
ほしい、夜寝る前にベッドで本を読んでから寝たい。
私は子供が大きくなって一段落してしまったので、独身時代を思い出してしまって、どうしても夜寝る前に
ベッドで本を読んで寝たいと思うようになったんです。でも主人と同じ部屋で寝ていて主人が先に寝てしま
うから、電気を消してと言われるのがすごく不満でした。
その事をお話したのを當木さんが覚えていてくださって、考慮していただいて家ができました。

仕切れる寝室
主人が話したことと重複しますが當木さんの建てる家とはどういう家かなといいますと、珪藻土の壁と杉板
天井、無垢の床板が基本的なコンセプトになっているかなと思います。
2番目は片流れの屋根が基本じゃないかと思います。
3番目は私が勝手になづけましたが、シンプルイズビューティフルだと思います。
シンプルイズビューティフルをコンセプトにやってきましたが、どうしてもここは譲れないとか自分はどう
してもこうしたいとか、當木さんの趣味とはどうしても合わない所がありましたが、そこを恐る恐るお願い
してしまいました。
キッチンだけは、カントリー調にしたかったので、タイルも自分で見つけてきてお願いしました。
後どうしてもほしいと言ったのが畳の間で、リビングから連続できる空間でちょっとシャープな感じで、ち
ょっと腰掛けられる空間が欲しいとお願いしました。それと家の中にどこか格子戸を入れてくださいとお願
いしました。
當木さんは、ちょっと驚いていらっしゃいましたが、予算の面とかでいろいろ苦労しましが、予算内でおさ
めていただきました。畳の部屋の縁なし畳が夢だったので入れてもらいました。後、玄関のなぐりという木
がちょっと違うのですが、この家の建具はほとんどウッドワンですが、ショールームへ見に行ったらこのな
ぐりが気に入ってしまいました。キッチン横の造り付け家具の所にも余ったので使いました。デザイン上私
の趣味と當木さんの美的センスを上手く取り入れてやってくださいました。
そのほかには、私が昼間勤めている事もあって、きれいな家でありたいが機能的にも便利な家であってほし
いと思いまして、至るとことにポールがついています。機能と美的なデザインを上手くやっていただいてい
ます。

玄関アプローチ
最後にうちの兄が4、5年前に家を建てていまして、アドバイスをもらいました。
趣味の合った設計士さんを見つけること、その人が建てた家を見て、いいなあと思ったら、その設計士
さんに頼むのか一番いいと言われました。
でも問題なのは、その設計したものを建ててくれる、工務店さんが見つかるかどうかが問題だと言って
くれました。
しかし、私には、そういうのを見つけるすべもなかったので、そうなんだなあと思いつつ至りました。
今良く考えてみると、両立が知らないうちに出来ていたと、當木さんは、四季自然建築アトリエという
設計士事務所の社長さんで当木建設の社長さんでもあるので、両方が一緒にあいまっているので、熱意
が全然違う。
自分が設計したものを自分が建てるという事なのでどうしても他人事ではないので非常に熱意を持っ
ていらっしゃいます。
私は、知らない間に、兄の言ったおすすめの言葉を、実現できていました。我ながら、いい感をしてい
るなという再事実が結論です。
どうもありがとうございます。
(2006年8月竣工)
04. 相模原市上鶴間本町のM様 オープンハウスでのお話

ダイニングにてM様ご家族
施主さまのはなし
まずこの家についてどう思っているかというと、私たち4人家族みんなが大好きな家になりました。
私自身もいい家ができたなと思っています。最高傑作だと思います。
當木さんと知り合うきっかけはインターネットオークションでした。はじめは出品者と落札者の関係です。
家づくり援護会の「建てる前に読む本」という本を當木さんが出品されて私が購入したのです。
普通ならそれで終わりなのですが、その時なぜかわたしが家づくりを考えているということをメールで
書いていたのです。たまたま、後日とうぎさんからオープンハウスをやるのでよかったら見に来ません
かというメールを頂きました。
おもしろそうなので行くことにしたのがデジタルでないはじめの出会いでした。
そういう偶然からはじまったわけですが、今ではそれは偶然ではなく、私たちのいい家がほしいという思
いが導いた必然だったと思っています。そのオープンハウスの栗木の家はわたしたちにとってとても印象
深いものでした。外見もきれいで、中も無垢の木を使ったり、自然の素材を生かした、非常にあたたかみ
のある、居心地のいい家でした。
なによりも、言葉でうまく言い表せないですが、大手のハウスメーカーとは何か違うなと直感的に感じる
のです。そのあと伊勢原の家を見せていただき、當木さんのつくる家はいいのだなと思いました。そのこ
ろから家づくりをするなら當木さんにお願いしようと思っていましたが、具体的にはまだ考えていません
でした。
つくろうと思ったきっかけは突然やってきました。それはこの土地が売りに出されたことでした。ここで
家づくりしなければ後悔すると思いふみきりました。それで當木さんに連絡したのですが、とうぎさんか
らは「時間的に急ぎでなければ。」とのことでした。はじめの打ち合わせから約1年で完成しました。
この土地は極端な台形をしていて、車が通れる道は北側の細い道しかなく、駐車場が問題で難しいプラン
になると素人ながら思っていました。當木さんは光と風の取り入れ方をよく考えるかたで、ある日とうぎ
さんが持ってきてくれたプランにわたしはいっぱつで気に入ってしまいました。

吹抜けリビング
それはリビングを中心にしてアイランド的なキッチンや和室があり吹抜けがある。2階には個室、当然駐
車場もある。そして図面を逆さにすると私のイニシャルのMになる。
このプランを一発で気に入ってしまって、是非おねがいします。ということになったのです。
複雑な形ですが奇をてらったデザインではなく、要件を満たすデザインになっているのです。

南に開口を設けた外観
それからレガレットという床下のコンクリートに温風が通るパイプをうめた暖房設備を取り入れました。
その利点はうちが外断熱であること、都市ガスが無いので深夜電力に有効なこと、空気なので故障時に他
に影響を与えずクリーンな感じがする、ということです。
はじめ、とうぎさんは紹介してくれるがあまり強く勧めなかった。それはたぶん(とうぎ建設で)導入し
た実績がなかったのでデメリットがわからないということを不安視していたと思いますが、わたしはこれ
は入れる価値があるなと判断してファーストユーザーになりました。
藤原
和博著の「建てどき」という本におもしろい(家づくりの)手法書かれていたのですが、あるひとつ
の気に入ったモノをシンボルとし、それに合うか合わないかを考えるとコーディネートがまとまったもの
になる。そのあるモノというのはなんでもよくて絵画でも食器でも何でも良い。というのです。
うちには岩谷堂という和ダンスがあるのでそれを中心に窓や畳と床、照明の配置和の要素を取り入れたシ
ンプルモダンというのをコンセプトにしました。特にこだわった自慢な点は和室の襖には葛布を使い、取
手は赤坂の清水商店で購入した和風金物です。1階洗面の収納の襖戸は白山にある和紙屋さんで購入した
ものです。手洗いの洗面ボールはしがらきの焼き物で味があります。水栓器具はハンスグローエを使って
いて、風呂のシャワーはレインダンスとういう雨のように柔らかく水がでます。外壁はシラスという素材
を櫛引で仕上げてもらっています。

岩屋堂のあるリビングキッチン
出来なかった点:玄関の扉を引き戸にしたかったが、スペースや気密性、価格等に問題があったのでカサハ
ラというメーカーのひのきドアにしたんですが、色も風合いもデザインもよく気に入りました。玄関は広く
とれたのですが、土を使った土間にしたかったがレガレットとの相性が良くないのであきらめました。防犯
ガラスにしたかったがかなり高価になるというのでやめました。
この1年間を通して當木さんやとうぎ建設さんに対して思ったのは、とうぎさんは、私たち以上に色々考え
てくださります。ユーザーとの対話をとても大切にしていて対話をとおしてコンセプトにしていく。
ひとつひとつ積み重ねていくので、ひとつひとつに理由があるのです。それを自分たちも一緒にやっていく
のでそのために膨大な時間がかかってしまうが、自分も納得できる。これはとても大切な事だと思う。
はじめ、家づくりとはハードウエアなものと考えたが、家族の暮らしや成長、絆というものを考える事だと
わかり勉強になりました。自分自身を振り返ったり見つめなおしたりこんなに考えた事は無かったのではな
いかと思います。大変というよりも充実感のほうが大きかった。家内と話す機会もふえ、5年分くらい話せ
たのじゃないかと思います。
當木さんはとうぎ建設さん以外にもデザインに関して四季自然建築アトリエという顔もお持ちです。「自然
と仲良く、四季を快適に」がキャッチフレーズですがこのことを今回ほんとに強く感じました。みなさんに
とっても本当にいい家にめぐりあえると思いますし今後もとうぎさんとお付き合いしていただければとおも
います。
奥様より
自分の家がオープンハウスになっているのがとても不思議でうれしいです。わたしたちがこだわったのは、
洗面所で、最初は陶器のボールを置いて和のイメージにしようと思ったんですが、使い勝手を考えるとよく
ないので、既製のセットにすることになりました。どうしても和の雰囲気をだしたくて扉は和紙屋さんをと
うぎさんに紹介していただき買いに行きました。
とても悩んだが當木さんはどういう風にでもできるよ、といってくれたが、素人の私にとってはどういう風
がわからず迷いました。アドバイスをたくさん頂いてこういうふうになりました。
奥様にも清水商店(和金物)を紹介していただき、そこにも行きました。當木さんは私たちの自己満足をさ
らに演出してくださって、照明をこだわりの扉に当てるようにしてくださったり、心憎い気遣いが随所にさ
れています。玄関のスイッチプレートも雑誌のチルチンびとの広告からネット検索で探しました。
ここも當木さんの配慮で他の場所とは違う小さいボタンのものにしてプレートに合わせてくれました。あと
自慢の一品の水谷箪笥ですが、キッチンはキッチンセットのような食器棚もセットのものという先入観があ
ったが、とうぎさんと話していて好きなものをおいていいのだという事に気づかされこれ(水谷箪笥)を置
きました。
當木さんは感性のプロなんですよ。當木さんととうぎ建設の皆さんにまじめにほんとに正直に取り組んでで
きました。
地鎮祭も家族だけで天の神様、地の神様にここに住まわせていただきます。とお話して建ったものです。
工事にかかわって頂いたすべての人、材料すべてに関しても、感謝しています。ありがとうございます。
(2006年6月竣工)

格子のある北側外観
05.保土ヶ谷区星川のI様 オープンハウスでのお話

I様ご家族
こんにちは、今日はよろしくお願いします。
今、ちょうどワールドベースボールクラシック対韓国戦をやっていますが、こちらに来て頂きまして
ありがとうございます。
この家の住人は、私と妻と長男です。
あと、この家には、おじが一緒に住みます。
ここの隣が私の実家で、そういったロケーションでこの家を建てました。

2階のオープンキッチン
この家を建てるきっかけとなったのは、もともとここには、おじの家があったのですが、老朽化しまして、
実家のほうから、二世帯住宅でここに家を建てたらどうかという話がありました。
家をほしいという事は、いままで全然考えていなかったのですが、ふってわいたような話にのりまして、こ
のような家を建てる事ができました。
當木さんとの出会いは、松井修三氏のいい家がほしいという本がありまして、多少それに影響を受けまして、
カネカのウエブサイトで保土ヶ谷区の施工業者を捜しました所、とうぎ建設さんのホームページにたまたまめ
ぐり会えました。
そこのプロフィールに環境のお話や自転車に乗って現場に来られるとか、そういう事が書いてありまして、私
と通じるものがありまして、連絡を取ってみようと思いました。(最近は、あんまり自転車には、乗っていな
いそうですが、)
コンタクトを取って打合せを始めさせていただきました。この家の、気に入っているところは、珪藻土と杉板
を使っていると所も気に入っていますが、私が、一番驚いた所は、この家の形状です。
パティオみたいに中庭がありまして、向こう側が工場なので、採光があまり取れないと覚悟していましたが、
この形状のお陰で、非常に部屋が明るくできまして、非常に嬉しく思いました。
これは、驚きました。ついでなんですが、実家のキッチンもこれのお陰で、明るいまま過ごせて非常に嬉しい
効果がありました。
この家もいろいろ、施工といいますか、カウンターを塗ったり、LANの配線をしたりとかして家作りに参加し
ました。
愛着がわくとともに、今後この家に住んで暮らしていく事を非常に楽しみにしております。
簡単ですが、これで私の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
(2006年3月竣工)

保土ヶ谷星川の家
06.霧が丘のK様からのお手紙

K様ご家族
メールをいただいてから一月もかかってしまいましたが、家づくりの経緯や依頼したきっかけについて書き
ましたのでお読み下さい。
はじまりは長女の小学校入学を前に、腰をすえて暮らす場所を決めようと考え始めたことからでした。
手狭な割には高い賃貸料を支払い続けることに無駄を感じたり、集合住宅独特の気遣いも疲れるものだと思
っていた頃です。
とりあえず建売物件を見に行きました。茅ヶ崎や逗子を中心に海の近くの物件ばかりを見に行っていました。
購入を迷う場面もありましたが、海の近くということで観光客が自分の家の近所を行き交うのには抵抗がある
との反対意見もありました。
また、憧れの海の近くの家であっても、既製品には心にグッとくるものがなく、腰をすえて暮らす自分の家だ
とは思いづらい面もあったので購入は却下しました。
どうしたものかなぁ、と考え込んでいる最中、新聞広告で知った“「いい家」が欲しい。(松井修三 著)“
を読み、自分が主体となる家造りが必要だということを知り、また「外断熱」という言葉を初めて聞きました。
そしてその本から「当木建設」の名にたどり着き、そして“名瀬の家“オープンハウスのご案内をいただくこ
とになりました。
オープンハウスでは、本で知ったソーラーサーキットのことや、當木さんが東西に窓を設けない設計をする理
由や、天井の杉板や珪藻土のこと、それに合う照明のこと、やる気になればここまでDIYでできることなど
色々とお話を伺えました。

名瀬のオープンハウス
室内の上品でセンスの良い優しい色合いや、からだにも優しい家造りなど、欲しい現実の一つ一つが存在して
いました。
既製品の中から選んで買うのではない、オリジナルを造り出すことに強い関心を持った日、まさに
グッときた日でした。
もしも横浜に家を持つことができるのなら、是非お願いしよう。その気持ちは、名瀬の
家からの帰路でほぼ固まっていました。
しかし、家を建てようにも土地のあてもなく、ましてや横浜市内で注文住宅など資金的に到底無理だと、心の
半分ではそう思っていました。
その3ヶ月ほど後、このあたり(霧が丘)では珍しく土地だけの分譲の広告があったので見に行きました。さほ
ど期待はしていなかったのですが、行ってみると日当たりも家族の生活の便も良い場所だったので徐々に気持
ちが乗ってきました。
決して楽ではないものの資金的にも何とか目処が立ちそうだったので、いよいよ夢を現実にする第一歩として
土地の購入を決心しました。
そして、素人用の間取り図作成用のパソコンソフトを買って自分なりに案を考えてもみました。
當木さんとの第1回目の打ち合わせ、自分が今まで考えてきた案も見てもらおうとして持ってきたものとはまっ
たく別のプランが提示されました。
それは日当たりは良好だが南北に細長い土地の特徴が見事に生かされた、シンプルでかつ用途を満たしたもの
で、日当たりや風通しが考慮された実にさわやかなものでした。
家族4人で伺う打ち合わせはいつも騒がしくてご迷惑をかけてしまったかなと思うも、いつも楽しく受け入れて
くださり本当にありがとうございました。
時間をかけた打ち合わせを行うことができたからこそ、納得のいく家づくりができたのだと思います。
最終図面の原案に到達した時には、「うん、これ!これだ。」と満足感でいっぱいでした。

吹抜けの様子
建売住宅を見学しては「広くてきれいなんだけど、愛着が沸かない」と感じたり、住宅展示場を見学しては「非
現実的すぎて頭の中に何も残らない」とがっかりしたり、 住宅雑誌の体験談を読んでは「早く自分もこんな風
に喜んでみたい」と思ったり。
家は欲しいけれど、何をやってもそこから出られずにいたあの時、當木さんのオープンハウスを見学させてもら
って、一気にそのモヤッとから解消されました。
家づくりをお願いしたきっかけは、一対一でお話を伺うことができたあのオープンハウスだったと、今改めて思います。
(2006年3月竣工)

霧が丘の家外観
07. 磯子区森のS様 「家づくりを振り返って」

磯子区森の家
自分は家を建てるにあたって、大手メーカーよりも小さな工務店と考えていました。
なぜなら大手メーカーはただ単にメーカー独自のマニュアルに沿って家を建てていき、施主の意向や気
持ちをあまり考慮にいれてくれない印象があったからです。
何か、家を創るというよりは、出来ている箱に好きなパーツを当てはめていくという感じ・・・。
(これは自分が勝手に思っている印象であり本当は違うのかもしれないのですが)
これとは逆に小さな工務店の場合は、施主の意向や気持ちを考えた家づくりをしてくれると考えていま
した。
しかし現実には、信頼のできる工務店を捜す手立てもなく、自分の考えとは裏腹になんとなく住宅展示
場めぐりをする日々。
一生に一度のことだから失敗するわけにはいかないという重圧が強くのしかかり、何十冊という家に関
する本を読み、月刊誌3?4冊を毎月かかさず愛読する日々が一年以上続き、その中の1冊に「建てる
前に読む本」がありました。この本は家を建てる
際の検査機関の内容について書かれてあり、これを読む中で家を建てる際はこのような検査機関に立ち
会ってもらう事を強く思うようになりました。この本の最終項にはこの検査機関が推奨する工務店が紹
介されており、何気に自分の一番近い工務店を捜したところ「当木建設」であったのですが、この時は
それをさほど気にすることもなく、いつのまにか頭の片隅に追いやられていました。
そしてある日幸か不幸か運命の手紙がポストに投げ込み投函されていたのです。
(自分にとっては幸、当木さんにとっては不幸であったかも入れません(笑))
それは「栗木の家」オープンハウスの案内でした。妻よりその案内をみせられた時、頭の中で“あれ?
と引っかかる
ものが!建築主が「当木建設」であったからです。
以前読んだ本「建てる前に読む本」に行き着くまでにさほど時間はかかりませんでした。
言うまでもなく、即、見学に行くことに!
家族で「栗木の家」のオープンハウスに参加させて頂いて感じたことは、木と珪藻土をふんだんに使い
施主のこだわりを感じる空間を持つ家だということ。「栗木の家」の施主の方と以前当木建設で家をた
てた方が話をされていたので、これは良い機会だと思い、その話の仲間に入れてもらいお話をさせてい
ただきました。その中で強く感じたことは、施主と当木さんの強い信頼関係で、この信頼関係を築けれ
ばきっと満足する家ができるはずと感じたのです。この時自分の心の中では当木さんにお願いしようと
決めていて、帰宅後の家族会議でもすんなりと当木さんにお願いしようということになったのです。
2軒目のオープンハウスの案内が届き、このオープンハウスで当木さんに会って直接、自分の家を建て
ることをお願いする決意を胸に参加させて頂きました。しかし大きな不安がありました。
それは当木さんが引き受けてくれないかもしれないということ。
何故なら我が家の建築条件が超狭小かつ2世帯住宅というとても厳しいものだったからです。
でもそんな不安は、当木さんの一言で吹き飛んでしまいました。
当木さん曰く「そういう条件だからこそやりがいがある」と快く引き受けてくださったのです。
それからというもの月に2回約3時間ペースでの打ち合わせ。
打ち合わせといっても世間話や冗談で1時間位すぎてしまう時もありましたが、今考えるとこの世間話
や冗談の中に我が家の家づくりのヒントが沢山かくされていたように思います。冗談で言ったことを掘
り下げ、現実のものになった事がいくつもあります。
例えば我が家には井戸があり「井戸水を屋根からまけば涼しくなりますね」と当木さんが冗談でいった
(本気だったのかも)
事を機に、井戸水を利用しようという考えになった。井戸の貯水量、特に冬(雨の少ない時期)の井戸
水の貯まり具合を1ヶ月間測定し、最終的にはトイレの水として使用することになったのです。
狭小2世帯住宅の宿命ともいえる居住空間の確保にしても、ベッドを収納式にしたら少しはゆとりがで
きるという冗談の発想から始まり、最終的には収納ベッドにとどまらず、その上部空間は天井までのク
ローゼットという、とんでもないものができあがりました。

ベット収納
この収納ベッドは、自分が家づくりに参加した1つの大きな部分でもあり、ベッドを出し入れする際、
ベッドがズレないでスムーズに動くように設計し、図面を書き、部品の発注をし、会社の上司に手伝っ
てもらいながら加工を行いました。そしてこれを腕の良い大工さんに引き渡し木工事部分を行ってもら
い、自分がイメージしていた通りの完璧なものができあがったのです。
その他リビングダイニングにある大型水槽。しかも食器棚の中に埋め込みというもの。これも当木さん
との冗談で言っていた
「一番目立つところに水槽を置いちゃいましょうか?」という一言が現実のものになったものです。

2階リビング
こうやって書いてみると、当木さんは冗談ばかり言っているようですが、そんな事はなく真剣に施主の
立場にたって、アドバイスをされ、疑問点や欠点、長所など納得のいくまで話をしてくださいました。
この積み重ねが信頼関係を築いていくのだと思います。
当木さんと出会ってから2年以上の月日が流れ、我が家はついに完成した!しかも大満足のいく家に!!
私が思うに、施主と建築家との信頼関係、そして家づくりに対する施主と建築家の情熱が理想の家をつ
くり出すと思うのです。
そんな建築家に出会えたことを幸運に思います。
当木さん、当木さんの奥様、そして当木建設のスタッフの皆様、
本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくおねがいします。
家づくりには、解体から始まり地盤改良、基礎、大工、電気、左官、タイル、建具、ペンキ、水道、外
構等その他にも沢山の人達がたずさわってくださいました。その方たちにこの紙面をかりて御礼申し上
げます。
本当にありがとうごさいました。
(2006年3月竣工)
08. 長沢のK様からのお手紙

K様ご家族
私達は子供が産まれ自宅購入を考え始めるようになり、マンション、新築や中古の建売などを見てまわ
ったのですが、必要無いと感じる物を含んだ買い物に違和感を持ちました。そこでハードルが高いであ
ろう土地を買い、家を建てる事を検討し始めたのですが、漠然とした希望にあう土地はすぐには見つか
りませでした。
しかし土地を探し始めて数ヵ月が経ち、土地に対しての優先順位が固まり出した時、相談していた不動
産業者から、運よくキャンセル物件を紹介してもらいました。そこは南側に整備されていない竹林と、
北側は下が公園になっていて見晴らしのとても良い土地でした。
私達はそこがとても気に入り購入する事になったのですが、せっかくの土地を生かす家に住みたいと考
えるようになりました。
それまでは家と土地を別々に考えてしまっていたと思います。
幾つかの工務店さんと見積もりから始める事になりました。
本やインターネットで知った工務店の1であった、とうぎ建設の當木さんは会社が得意とする建築工法
や素材の話をする前に、土地が持つ日当たりや風通しなどの長所や短所を指摘してくれ、
また事務所の自然素材が作る”空気感”がとても印象的でした。
今思うと最初にお話を伺った時に我々夫婦の思いは決まっていたように思います。
その後オープンハウスの案内を頂き、名瀬と伊勢原のオープンハウスに参加しました。
そのとき印象に残ったのは、名瀬の家も伊勢原の家も壁や天井に同じ素材を使っているにもかかわらず、
まったく違う家だったこと、そして二軒ともそこに住むご家族の雰囲気にとてもよくあっていたことで
す。
あのオープンハウスがきっかけになり、「私達に合う家とはどんな家か」を意識して家造りを考えるよ
うになりました。
正式にとうぎ建設様にお願いする事になったのですが、その際に何度も念を押されたのが、家にまつわ
る決定事項は最終的
には施主にあると言うことです。家を建てるということは予想以上に決めなければならない事が沢山あ
ります。正直こんなに大変だとは思いませんでした。
しかしとうぎ建設様は出来る限り我々の結論を待ってくれるので、個々の物に対して納得の行く妥協
点を見出す事ができました。また當木さんは建築家と大工さんを併せ持った方なので、建築途中"美し
さ"と"大工さんの立場"の間で悩んで頂いているようでした。
出来上がった家は、家族や友人から「私達らしい家」と言って頂きます。
また私自身予想外の出来事なのですが、インテリアや家具に好き嫌いが出てきました。これから家を中
心に生活の価値観が変わっていく気がしています。
そしてコンセプトである季節を感じる家に仕上げて頂き、景色はもちろんですが日当たりの強さや角度
で季節を感じる事が
できます。子供がこれらの遷り変りに敏感になって成長してくれることを楽しみにしています。親とし
て1つプレゼントできたような気持ちです。

くるくる回れるキッチン
最後に注文住宅を検討されている方へ。
私達家族はとうぎ建設様にお願いして本当に良かったと思っています。ただ全ての方に注文住宅を推薦
するのは正直躊躇してしまいます。それは金額面や工事期間、金融機関との調整などを考慮すると、不
利な点があるのも事実だからです。しかし住み始めてからの愛着はとても大きいものがあります。
「自分の家を建てたい!」という思いがあるならば、とうぎ建設様は期待以上の手助けをしてくれるは
ずです。
この文章が家を建てる方の判断材料の1つになる事が出来れば幸いです。
長沢の施主より。
(2005年12月竣工)

長沢の家の外観
09. 磯子区栗木のM様より頂いたお手紙

M様ご家族
當木さん ありがとうございました
昨年の春から私たちの家づくりを担当して頂きました。なにもわからない素人の私たちに懇切丁寧なご
教示を頂き、また身勝手な注文を次から次へと嫌な顔もせず引き受けてもらいました。
材木を見に、飯能、新木場まで出向いてくれたことも私達にとっては今は清清しい記憶となりました。
なによりも、家具のお話のなかでBC工房を紹介して頂いたことが、家の部材調達のうえでも想像以上
の効果があったことを特筆しなければなりません。
自分と波長の合う建築士、家具屋さん達と出会うことができ、「FUSION DICE」は単なる居住空間という
域を超えた、国内外の異空間へ発進する拠点、情報の発信基地であり、このプロジェクトを支援してく
れたみんなが集まるマルチモードな現代の城となりました。
なにを言っているのかわからなくなりましたが‥。私達が好きな音楽の練習場ができたこともとても幸
せなことです。

吹抜けのあるリビング
本日は私達からほんの気持ちばかりのお礼として甚だ些少では御座いますが、BC工房の
「そらまめスツール」を贈らせて頂きます。
「そらまめ」を四季自然建築アトリエのオフィスの片隅にちょっこり?ん、と置いて頂ければ幸いです。
當木さんのパワフルで堅実なお仕事ぶりを見守っていることでしょう。
これからも住宅以外のことなど含めていろいろご指導を賜ることと思います。宜しくお願い致します。
當木さんと皆様のご健康、重ねて当木建設のますますの御発展を祈念し、簡単では御座いますが、私達
のお礼の言葉と替えさせて頂きます。
ありがとう御座いました。
平成16年5月2日

富士山を望む西側外観
10. 名瀬のY様からのお手紙
わたし達と当木建設との出会いは一冊の本『建てる前に読む本』でした。
その中に掲載されている神奈川県でイエンゴ(特定非営利活動法人家づくり援護会)から推奨されてい
る建設会社4社に電話で問い合わせをしました。
やはり一番気がかりな予算(坪単価)を問い合わせたところ、一番最後の当木建設だけが坪単価の提示
をしてくれませんでした。なぜ?予算は間取りと建築資材によって決まってくるので
坪単価いくらですとは簡単に提示できないのです とのことでした。わたし達の予算では回答をくれた
3社ではちょっと厳しかったので当木建設に望みを託しました。
しばらくすると、當木さんからオープンハウスの案内が来ました。場所的には大変近い前田町の家でし
た。前田町の家を見学した感想は、『明るい・風通しが良い・見たことがないデザイン』でした。さら
に付け加えると東と西に大きな窓がないのにとにかく明るいのでビックリしました。(當木さんのデザ
インは東西に窓を付けなくても明るいのが特徴です。
なぜ東西に大きな窓を付けないかは直接當木さんに聞いてください)オープンハウスの帰りに當木さん
の奥さんから『ご縁があって御会いできたので家づくりのお手伝いができれば・・・』との一言で当木
建設にお願いしたいと思いました。
當木さんとの最初の打ち合わせでは、わたし達はオープンハウスですっかリ感動と信頼をしてましたの
で間取りの設計はお任せしますと言ったところ『山崎さんの家の間取りは山崎さんにしかつくれないの
です』と言われました。そうなんです。當木さんの家づくりは建主がじっくり納得いくまで話あうスタ
ンスなので短くて3ヶ月、通常6ヶ月から1年半位の打ち合わせをするそうなんです。
わたし達も100時間近く打ち合わせをしていただき、専門的なわからないことは繰り返し、世間話とジ
ョークもまじえながら楽しく会話をしていつもあっというまに3時間位たってしまいました。宿題も出さ
れました。『家づくりのコンセプトを考えてください』はっ?という感じでしたけど何かに迷ったとき
はそこに戻って決定すれば良いとのことでした。
他には手持ち家具に合わせた間取り設計とか自転車置き場等をきめ細かく考えてくれますが、たまに當
木さんの趣味にあわせたデザインで暴走することがあるので惑わされてはいけません!!

Yさん塗装のシナの部屋
いよいよ着工となり、待ちに待った上棟の日の当木建設は大工の棟梁をはじめ職人さん全員の活気あふ
れる仕事ぶりに感心しました。
わたし達もシナベニヤの塗装と珪藻土塗りにチャレンジし職人さんの仲間入りをさせていただきまし
た。そのおかげで、大工・鳶・左官屋・塗装屋・タイル屋・電気屋・板金屋・水道屋・建具屋さん等々
いろいろな職人さんとお話をすることができ、いろいろな事を教えていただきました。
職人さん=おっかない+堅物 と考えていましたが、いいえとんでもない!優しい人達ばかりでした。
(特に当木建設一家だからかもしれません)
また、当木建設では建主が納得いくよう常に最善をつくした施工をしてくれます。例えば、小柄なカミ
さんのことを考えて照明スイッチの位置を5cm低くしてくれたり、バルコニーの高さを完成後に手直し
してくれたりとこちらの要望を100%応じてくれるスバラシイ建設会社です。
これから家づくりを考えている人・住み心地のいい家を求めている人・自然の光と風をふれたい人・プ
ロレス好きな人(當木さんは大の格闘技好きです。しかし、プロレス嫌いでもOKだと思います)は是
非、當木さんに出会ってください。きっと夢をかなえてくれると思いますよ!!
(2004年6月竣工)

南側外観
11. 伊勢原のT様よりのお手紙
お施主様の感想
以前OPEN HOUSEに伺った時の印象が良かったこともあって家の設計建築を當木さんにお願いするこ
とにしました。
設計前に打ち合わせが始まり、毎週か隔週ぐらいのペースでお会いしました。ほぼ完成に近づいた現在
でも打ち合わせが続いています。この方法は、家の隅々までイメージしながらゆっくり考えられるので
「こんなはずではなかった」とか「知らないうちに決められてしまった」というようなことは全く起こ
りえません。
一つの素材を選ぶときでも當木さんはそのメリットデメリットを実に根気よく説明して下さいます。例
えば経年変化あるいは生活して磨り減ったり汚れたりしていくとどのような状態になるかというデメ
リットに関してはしっかり教えて頂けるので、好きな材料だけど止めておこうとか、メンテナンス覚悟
でお願いしようとか、壁・床材や水栓金具などの小さなパーツに至るまでショールームで一つ一つ確認
しながら決定していくことができました。予算の関係で諦めた事もいくつかありますが、自分たちが家
に対して優先させたい事柄(外断熱・床暖房)など明確な理由があってのことなので全て納得済みです。
當木さんが家づくりの上で大切に考えてらっしゃることは、光・風・温暖熱ですが 時々冗談でこう
いう事を一切考えないで、デザイン性のある家を造ってみたいとお話されることがありました。デザイ
ナーである以上はそういう思いもあるだろうことはとてもよく共感できました。しかしデザイン優先の
家は建築家の家であって住み手の家ではないように思います。夏 西日に悩まされ、冬 寒さで動くの
がおっくになるような家はいくらデザインが好きな家でも住みたくありませんね。
私たちの結論も家というのは明るく風通しがいいことが一番!!というシンプルなことでした。しかし
明るく風通しがい
いことだけでなく、実際に出来上がった家はとても美しい家でした。リビングのフォーカスポイントと
なるような柱もできました。石やレンガが好きという趣向をキッチン家電を収納する場所に取り入れて
いただいたものです。そして希望通り リビングの一角でありながら家族が読んだり・書いたり・作っ
たり、それぞれが好きなことを一緒にできる空間もできました。 しかしそれ以外のところはあまりつ
くり込まず家族の変化や好みの変化でインテリアを加えていけるよう余白も十分ある家です。
天井や床の木もとても良い感じです。

2階リビングよりキッチンを見る
そしてこのような美しい家を実際に作業して造って下さるのは基本的に二人の大工さんでした。ハウス
メーカーでは大人数の作業員で2、3ヶ月で完成する話もありますが、現場で二人の大工さんにお話を
伺ったり、建てている途中に実物を見ながら細かい打ち合わせをすると分かってくることもいろいろあ
りました。
プラモデルを作る時の、とにかく一晩でいっきに作り上げることにするか、ちょっと時間をかけてヤス
リをかけて丁寧な塗装をしてみるかの違いがあります。よく家がきちんと建てられているか施主が図面
片手にチェックする話がありますが、これも信頼関係の感じられない妙な話です。
當木さんや大工さんに会ってみてください。そんな妙な事とは別世界が存在します。「建てた後にも続
く良い関係」の家づくりです。温かく、真面目なスタッフの方々と職人さんたちがとてもすてきで安心
できる家を造って下さいました。
(2004年8月竣工)

片流れの屋根の外観
あとがき
打ち合わせにはかなりの時間を割きます。
私は施主様を知らない事がほとんどなので、まず「知る」という所から始めます。知らないと本当は何を伝え
たいのか、わからないかも知れません。微妙なニュアンスはむしろ解らなくで当然とも言えます。
それは、私が話す事を施主様が聞くときでも同じであると考えます。
知るという作業は設計の第一歩とも考えています。
施主様の言葉にも数件ありましたが「急がないのなら進めます」という私の言葉や「見積りや間取りが出るの
がとても遅い」という施主様の言葉は、ゆっくりとした急がない私の仕事に対する姿勢の表れです。ゆっくり
進めば当然生産性は悪くなります。しかしながら、幸いにしてそうしてもやっていける環境にあるのです。
これが「売る」といいう姿勢であれば、そんな事はできなくなるのは当然なのです。
もちろん長ければ良いというものではないのです。お互いにそれなりに時間という資産を使うのですから無駄
使いはいけません。そして体力・気力共に負担があると考えます。
負担だからといってコリゴリ?いいえ、お引渡しが終わった客様から「打ち合わせはもう無いのですか?」
「事務所に打ち合わせに行きたい」とニコニコしながら言って頂く事があるのは、きっと打ち合わせが楽しか
ったからですね。
四季自然建築アトリエについて
私たちに「住まい」をご注文いただくということを、靴を購入することに例えれば有名ブランド品の靴を
買うこととは異なり、そんなに有名ではなく、一部の人しか知らない「頑固な職人の店」ブランドの靴を
買う事によく似ています。
その靴は、基本デザインは似ていても、自分だけのオリジナルな注文ができ、革という素材の良さを生か
し長く使えば使うほど味が出てきて、自分だけのものとして愛着がわいてくる、そんなモノです。
その靴は、古くなっても靴底を交換したり、チョット修理すればさらに長い間使えるモノです。
いわば、世俗に流されないで、本物の価値を知っている人だけが密かに愛用する、世界に一つしかない靴
なのです。
四季自然建築アトリエの「住まい造り」はそんな「靴造り」に大変よく似ています。
四季自然建築アトリエ
とうぎ